こんな本、ありますNo.105 『カルピスをつくった男 三島海雲』
日本初の乳酸菌飲料「カルピス」は、1919(大正8)年に発売されてから今年で103周年を迎えます。
時代を超えて、今なお愛され飲み継がれているカルピスの生みの親、三島海雲は、異郷の地・モンゴルでその原点に出会いました。
「国利民福」の信念のもと、世のため人のために、おいしくかつ滋養になるものを一心に追求し続けました。
試行錯誤を繰り返し、開発を成し遂げた三島海雲の歩んだ足跡をたどり、知られざるカルピス誕生の背景に迫ります。
図書:『カルピスをつくった男 三島海雲』
山川 徹/著 小学館 2018.6
(請求記号:289.1/Mi53 資料コード:1110790092)
☆関連資料
図書:『初恋五十年 カルピス食品工業社長三島海雲』
三島 海雲/著 ダイヤモンド社 1965
(請求記号:289/Mi53 資料コード:1101573705)
図書:『カルピスの忘れられないいい話 時代を映した感動の人生ドラマ』
カルピス株式会社/編 チクマ秀版社 1997.10
(請求記号:914.6/C 資料コード:1101973749)
図書:『モンゴルの白いご馳走 大草原の贈りもの「酸乳」の秘密』
石毛 直道/編著 チクマ秀版社 1997.10
(請求記号:648.1/I73 資料コード:1105047029)
図書:『創業の逸品 日本の食文化を彩る厳選88品』
生活情報センター編集部/編 生活情報センター 2004.8
(請求記号:588/Se17 資料コード:1108066000)
荒俣 宏/著 平凡社 1999.6
(請求記号:S/507.26/A64 資料コード:1101947560)
☆新聞データベース(当館2Fフロア)
《朝日新聞クロスサーチ》
《ヨミダス歴史館》
1920(大正9)年 ~ カルピスの新聞広告を収録。発売当初からの変遷をご覧いただけます。
交流のあった与謝野晶子が詠んだ歌も広告に掲載されています。
「カルピスは奇しき力を人に置く 新しき世の健康のため」
「カルピスを友は作りぬ蓬莱の 薬といふもこれに如かじな」
【1920年10月13日 東京朝日新聞】