こんな本、ありますNo.104 『京都愛宕山と火伏せの祈り』
古くから「火廼要慎(ひのようじん)」のお札で知られ、人々の信仰をあつめてきた京都愛宕山と愛宕神社。山岳信仰の聖地であり、疫病が入ってくるとされた平安京の西北を護り、火伏せの神として庶民の生活に根付いてきた背景など、本書は多角的な視点で研究、紹介しています。
「おのぼりやす」「おくだりやす」と労をねぎらう声掛けでおなじみの、千日詣り。7月31日~8月1日にかけて山頂の社に詣でると千日分のご利益を賜るといわれますが、今年も密を避けるため7月23日~8月1日での分散詣でとなっています。
酷暑のなか、意外と知られていない霊山の歴史や神秘に書籍でふれてみませんか。
図書:『京都愛宕山と火伏せの祈り』
八木 透/編 昭和堂 2006.3
(請求記号:K/188.59/Ý15 資料コード:1108105428)
(関連資料)
図書:『愛宕山と愛宕詣り』
八木 透/監修 京都愛宕研究会 2003.12
(請求記号:K/387/U58/ 資料コード:1107117036)
とよだ時/著 山と渓谷社 2016.9
(請求記号:S/163.31/To93 資料コード:1110486345)
雑誌:『あたごさん』京都愛宕研究会会報(創刊号(2005)~)