こんな本、ありますNo.106『パンデミックVS江戸幕府』

世界の経済や社会活動に大きな影響を与えた新型コロナウィルス。日本でも流行の波を繰り返していますが、感染症は今に始まったことではなく、江戸時代には、天然痘や麻疹など様々な疫病がおよそ5年に一度のペースで流行していました。

人口が過密し自然災害の脅威にも直面していた江戸期、感染症の流行は社会や幕府に与えるダメージが大きく、困窮した人々を救済し経済を活性化することは重要な課題でした。

感染症対策の歴史を知ることで、現代のコロナ禍を克服するヒントが見つかるかも知れません。

図書:『パンデミックVS江戸幕府

鈴木 浩三/著  2020.12

(請求記号: S493.8/Su96 / 資料コード:1111078687)

<関連図書>

江戸幕府の感染症対策 なぜ「都市崩壊」を免れたのか

安藤 優一郎/著 集英社 2020.10

(請求記号S493.8/A47/ 資料コード:1111085237)

疫病と日本史 「コロナ禍」のなかから

小路田 泰直/編  敬文舎 2020.10

(請求記号 498.6/E42/ 資料コード:1111120463)

  

江戸の流行り病 麻疹騒動はなぜ起こったのか

鈴木則子/著 吉川弘文館 2012.4

(請求記号 498.02/Su96/ 資料コード:1108953264)