2020年12月27日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 kmsi こんな本ありますNo. 85『食でたどるニッポンの記憶』 本書は、食にまつわる数々の異名を持つ食文化研究家の小泉武夫氏が、戦後日本人の食の変化をテーマにして綴った自伝的エッセーです。 福島県の歴史ある造り酒屋に生まれた著者は、郷土の伝統食や身近にある食材に囲まれな […]
2020年12月1日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 kmsi こんな本、ありますNo.84『ラストカムイ 砂澤ビッキの木彫』 砂澤ビッキは、彫刻家であり、小説『森と湖のまつり』の主人公のアイヌ青年のモデルになった人物です。 著者は、取材先のバンクーバーで「砂澤ビッキ」の名前を聞き、この物語を書こうと決意したとあります。トーテムポー […]
2020年10月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 kmsi こんな本、あります。 No.83『室町時代の祇園祭』 京都の三大祭―葵祭、祇園祭、時代祭は、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためごく限られた神事のみ行われました。 筆者は、祇園祭を多面的に分析し、みこし渡御(お出まし)の起源と変遷、山鉾の所在地、巡 […]
2020年9月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 kmsi こんな本、ありますNo.82『世界の民族衣装図鑑 約500点の写真で見る衣服の歴史と文化』 私たちは普段、欧米を中心としたファッションに触れる機会が多いですが、世界には多くの民族衣装があります。 世界各地の民族衣装を豊富な写真で紹介するこの本を見ると、民族衣装には身体の保護や装飾性だけでなく、 […]
2020年8月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 kmsi こんな本、ありますNo.81 『古関裕而 流行作曲家と激動の昭和』 令和2(2020)年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「エール」は、作曲家古関裕而氏をモデルとした作品です。 古関氏は、「露営の歌」に「長崎の鐘」「オリンピック・マーチ」「モスラの歌」「六甲おろし」な […]
2020年7月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 kmsi こんな本、ありますNo.80『氷の文化史 人と氷のふれあいの歴史』 冷凍(蔵)庫のなかった時代、人々はどのように酷暑をしのいだのでしょう。 平安時代の王朝文学『枕草子』や『源氏物語』には、貴族たちが氷で涼をとる様子が描かれています。当時、冬に張った天然氷は氷室と呼ばれる施設 […]
2020年6月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 kmsi こんな本、ありますNo.79 『病気の魔女と薬の魔女』 今回ご紹介する本は、ファンタジー仕立てになっていますが、感染免疫学を専門とする医学博士によって書かれたものです。 登場人物として、病を流行させるウイルスや菌を「病気の魔女」に、病気から人間を救おうとする様々 […]
2020年5月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 kmsi こんな本、ありますNo.78 『鉱物 人と文化をめぐる物語』 吉良上野介、モーツァルト、宮沢賢治、シャーロック・ホームズ、平賀源内。一見、関係性のない5人に思えますが、彼らにはある共通点があります。それは“鉱物”です。宮沢賢治の作品と鉱物の関係 […]
2020年3月31日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 y-yamashita こんな本、ありますNo.77 『脱皮コレクション のぞいてみませんか?生きものたちの秘密の時間を。』 クモ、テントウムシ、チョウ、カニなど、様々な生きものの脱皮の瞬間を集めた写真集です。 脱皮中や脱皮直後、生きものはデリケートで無防備な状態にあります。そのため、外敵に襲われないようにひっそりと脱皮することが多く、その […]
2020年2月23日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 y-yamashita こんな本、ありますNo.76 『ふくしま讃歌 日本の「宝」を訪ねて』 福島県は日本で三番目の広大な面積を持ち、浜通り・中通り・会津の三つの地域にそれぞれ異なる歴史や文化性を有しています。 本書は俳人である著者が、2013年から約3年間にわたって福島を訪れ、東日本大震災の後も変わらず移ろ […]