こんな本、ありますNo.103 『〈美しい本〉の文化誌 装幀百十年の系譜』

私たちの身近にあり本棚に並んでいる本。その装幀はこだわりのものありシンプルなものありと様々です。

製本過程にはどんなストーリーがあるのでしょうか。背景を知ってから実際に本を手にすると、「本文を読む」という意識に「愛おしさ」が加わります。

漱石が装幀に心をくだいた20世紀を始め以降の装幀文化の空気を感じる〈美しい本〉に出会いましょう。

                                                <令和4年 6月30日掲載>  

図書:『〈美しい本〉の文化誌 装幀百十年の系譜

臼田捷治/著 Book&Design 2020.4

(請求記号:022.57/U95 資料コード:1110929781)

(関連資料)

図書:『装幀思案

菊池信義/著 角川学芸出版 2009.3

(請求記号:022.57/Ki24 資料コード:1108825314)

図書:『「本をつくる」という仕事』

稲泉蓮/著 筑摩書房 2017.1

(請求記号:022/I52 資料コード:1110706460)

雑誌:『芸術新潮』2013/6 64巻6号 通号762

特集 夏目漱石の眼

(資料コード:1600093809)