こんな本、ありますNo.139『住宅設計のプロが必ず身につける建築のスケール感』

 スマートフォンで物の寸法を測る機能がありますが、自分の身体により、おおよその長さを測ることができるのはご存知でしょうか。たとえば、一寸法師の「寸」は親指の幅、もしくは人差し指を鍵状に曲げた第二関節(諸説あり)の長さであり、一寸は約3センチです。また、「あた」は親指と人差し指(または中指)を開いた状態で、一あたは五寸、約15センチです。(手の大きさにより個人差があります)。
 ほかにも、人の動作を考慮に入れた、使い勝手のよい空間や設備、家具の大きさなども紹介されています。一般的な住宅の階段の面積は畳何畳分?流し台の奥行はどのくらい?飲食や書き物をするときのテーブルの高さは?など、具体的な数字も示され、さまざまな長さや大きさをたくさんのイラストとともにお楽しみいただけます。


図書:『住宅設計のプロが必ず身につける建築のスケール感

中山繁信・傳田剛史・片岡菜苗子/共著 オーム社 2018.4
請求記号:527.1/N45 資料コード:1110895149


★こんな本もあります

測る世界史 「世界の基準」となった7つの単位の物語

ピエロ・マルティン/著 朝日新聞出版 2023.6

請求記号:420.75/Ma53/

資料コード:1111364574


世界でいちばん素敵な単位の教室

丸山一彦/監修 三才ブックス 2019.8

請求記号:420.75/Se22/

資料コード:1111040943


世界でもっとも正確な長さと重さの物語 単位が引き起こすパラダイムシフト

ロバート・P.クリース/著 日経BP社 2014.11

請求記号:420.75/C92/

資料コード:1110405394