こんな本、ありますNo.115『「湿気」の日本文化』

「家の造りようは夏を旨とすべし。冬は如何なるところにも住まわる」。

著者は文中で、吉田兼好の『徒然草』の一節を紹介。畳や障子が使われる木造家屋、風呂や浴衣文化、味噌や漬物といった保存食など、住まい・装い・食べものをテーマに、日本人が湿気という難敵にどのように対処、共生しながら独特の生活文化を育んできたかを掘り下げています。高温多湿をしのぐ日本人の知恵と柔軟性をかいま見ることができます。

図書:『「湿気」の日本文化

神崎宣武/著 日本経済新聞社 1992.3

(請求記号:382/KI32 資料コード:1100019528)

★こんな本もあります

図書:『雨と生きる住まい 環境を調節する日本の知恵

LIXIL出版 2014.11 (請求記号:524.85/A44/ 資料コード:1110501333)