こんな本、ありますNo.84『ラストカムイ 砂澤ビッキの木彫』
砂澤ビッキは、彫刻家であり、小説『森と湖のまつり』の主人公のアイヌ青年のモデルになった人物です。
著者は、取材先のバンクーバーで「砂澤ビッキ」の名前を聞き、この物語を書こうと決意したとあります。トーテムポール・アイヌ・縄文といったキーワードと彫刻家の人生と作品を繋ぎながら、北海道・諏訪へと続く旅をこの本を通じて巡ってみませんか。
また、地下1階では、本書と関連資料を含む図書のミニコーナー「アイヌにふれる」を展示しています。そちらも併せてお楽しみください。
<令和2年12月1日掲載>
図書:『ラストカムイ 砂澤ビッキの木彫』
芦原伸/著 白水社 2019.12
(請求記号:712.1/Su74 資料コード:1110819677)
<関連資料>
『武田泰淳全集 第7巻』/森と湖のまつり 収録
武田泰淳/著 筑摩書房 1978
(請求記号:918/TA/7 資料コード:1100573128)
砂澤ビッキ/[作]著 マール社 2019.4
(請求記号:713.08/Su74 資料コード:1111104996)