こんな本、入りました。No.138『点字新聞が伝えた視覚障害者の100年』
2025(令和7)年は、点字考案200年という記念の年です。今から200年以上前、目のみえない人々にとっての文字は、ヨーロッパ初の盲学校の創設者が考案した凸字(アルファベットを浮き出させた字)でしたが、より簡易な読み書き方法が求められた結果、縦6点、横2点の計12の凸点による点字が考案されたのです。さらに、その12点を指の腹に収まる6点に改良され、現在の型になりました。毎日新聞社は、点字を使う人々が自ら新聞を読み、知識を得られることを目的に、1922(大正11)年5月11日、『点字毎日』新聞の提供を始めました。
点字新聞の誕生から今日に至るまでの100年。目の見えない人々の生活に寄り添い、活動してきた毎日新聞社の道のりを知ることができます。
『点字新聞が伝えた視覚障害者の100年 自立・社会参加・文化の近現代史』
(請求記号:369.27/Ma31 資料コード:1111469860)
★『点字毎日』は、当館で読むことができます。
詳細は、障害のある方へのご案内をご覧いただくか、障害者サービス担当までお問い合わせ
ください。