こんな本、入りました。No.139『動物には何が見え、聞こえ、感じられるのか』
姿かたちが多種多様な動物は、外界を感知するための機能も実にさまざま。視覚ひとつとっても、私達人間とは違う見え方が無数に広がります。
口絵のカゲロウからシロナガスクジラなどの動物カラー写真は、何気なく見えますが、「アマガエルのオタマジャクシは、ヘビの咀嚼による振動を感知して孵化する」、「マルハナバチは花々の電場を感知できる」など、添えられたキャプションから圧巻の不思議な機能や形態が窺えます。
私達が体感できない感覚があることを、紹介される多くの動物から知ることができ、また感知するものが違う動物は、同じ場所にいても違う環世界を生きていることを意識させてくれる本です。

『動物には何が見え、聞こえ、感じられるのか 人間には感知できない驚異の環世界』
(請求記号: 481.37/Y84 資料コード:1111473839)