こんな本入りました。No.110『お菓子の文化誌百科』

多くの人を虜にするお菓子。その歴史は古く、最古の記録はハチの巣を取ろうとする洞窟壁画であると紹介されています。ハチに刺されても甘味を求める気持ちは、昔も今も変わりません。やがて人はさとうきびから砂糖を精製する方法を生み出し、産業革命では砂糖菓子の大量生産を実現しました。世界の砂糖菓子や菓子メーカーの紹介も豊富にあり、心が躍ります。一方、砂糖には奴隷や過酷な労働、健康被害といった負の側面を持ち合わせている点も明示されています。健康を保ちながら、美味しく楽しく食べたいものです。

 『<図説>お菓子の文化誌百科

 ポール・クリスタル/著 原書房 2022.9

(請求記号:383.8/C59 資料コード:1111317689)

★こんな本もあります。

古今東西スイーツ物語

  吉田菊次郎/著 松柏社 2022.5

(請求記号:383.8/Y86 資料コード:1111300461)

砂糖の通った道

  八百 啓介/著 弦書房 2011.12

(請求記号:383.81/Y59 資料コード:1108784669)