こんな本、ありますNo.74『わしの眼は十年先が見えるー大原孫三郎の生涯―』
日本で最初の西洋美術館である大原美術館は、昭和5(1930)年、岡山県倉敷市に創られました。
創立者の大原孫三郎は、“対等に付き合えて、それでいて密かに尊敬できる本当の友”を持ちたいと願い、孤児院創立者の石井十次や洋画家児島虎次郎、建築家薬師寺主計ら多くの人との出会いにより、“社会的良心でありたい”という自らの理想を形にしていきます。
大原美術館、倉敷中央病院、倉敷商業高校、大原社会問題研究所の設立など偉業を成し遂げ、今も多くの人々に親しまれています。
<令和元年12月27日掲載>
城山 三郎/著 飛鳥新社 1994.5
(請求記号:289.1/O27 資料コード:1106179821)
<関連資料>
国立新美術館/編 他 NHKプロモーション 2016.2
(請求記号:708.7/Ko49 資料コード:1110467048)
MINERVA社会福祉叢書26
細井 勇/著 ミネルヴァ書房 2009.7
(請求記号:369.44/H94 資料コード:1108836063)
松岡 智子/著 中央公論美術出版 2004.11
(請求記号:723.1/ Ko 39 資料コード1110526983)
上田 恭嗣/著 山陽新聞社 2003.7
(請求記号:523.1/U32 資料コード1108154491)