こんな本、あります。 No.83『室町時代の祇園祭』
京都の三大祭―葵祭、祇園祭、時代祭は、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためごく限られた神事のみ行われました。
筆者は、祇園祭を多面的に分析し、みこし渡御(お出まし)の起源と変遷、山鉾の所在地、巡行ルート、担い手など斬新な見解を次々と発表されています。疫病退散を願って始まったとされる祇園祭の実態をより深く知る一書です。
<令和2年10月30日掲載>
図書:『室町時代の祇園祭』
河内 将芳/著 法蔵館 2020.7
(請求記号:K386.16/Ka98 資料コード:1111111199)
<関連資料>
『絵画史料が語る祇園祭 戦国期祇園祭礼の様相』
河内 将芳/著 淡交社 2015.7
(請求記号:K386.16/Ka98 資料コード:1110439807)
『祇園祭の中世 -室町・戦国期を中心に-』
河内 将芳/著 思文閣出版 2012.5
(請求記号 K386.16/Ka98 資料コード:1110021944)
『祇園祭と戦国京都』
河内 将芳/著 角川学芸出版 2007.6
(請求記号 K386.16/Ka98 資料コード:1108523976)
●京都新聞掲載記事 (令和2年7月30日)●
「祇園祭の原形 相次ぐ論考」に掲載されている雑誌も所蔵しています。あわせて、ご利用ください。
季刊誌「芸能史研究」芸能史研究会/編 No.227 2019.10