「春さればまづ咲く宿の梅の花独り見つつや春日暮さむ」 山上憶良(万葉集巻五-八一八)

 百花に先がけて咲く梅の花は万葉の時代から人々に愛されてきました。万葉集に梅の歌は百十八首あります。大陸渡来の梅は珍重され、その美しさは多くの歌に詠まれました。

 万葉集にはおよそ百六十種類の植物が登場します。万葉の時代にはどのような花が愛好され鑑賞されていたのでしょうか?

 植物は人々の暮らしにどうのように関わっていたのでしょうか?

 本書では万葉集に詠まれた春と夏の植物を例歌と美しいカラー写真で紹介しています。植物の特徴や生活と文化への関わり、詠み人が植物へ寄せた心情まで詳しく解説し、読んでも見ても楽しい万葉植物図鑑になっています。『秋・冬』編とあわせてお楽しみください。

<平成31年2月24日掲載>

 

 

図書:『万葉花譜 春・夏』

松田 修/著 国際情報社

(請求記号:91// 資料コード:1106315342)

 

関連資料

『万葉花譜 秋・冬』

松田 修/著 国際情報社

(請求記号:91// 資料コード:1106315334)