こんな本、あります No.36『正倉院あぜくら通信 宝物と向き合う日々』
今年も古都奈良で、正倉院展が開催される季節となりました。
正倉院は長く東大寺が管理してきましたが、明治の初めからは政府が管理することとなりました。戦後は宮内庁正倉院事務所が設けられ、
その役割を担っています。その正倉院事務所長により執筆されたのが今回ご紹介する本です。
1200年以上の長きにわたり、宝物がどのように保存、修復されてきたか、その歴史をたどることができる一冊です。
図書:『正倉院あぜくら通信 宝物と向き合う日々』
杉本 一樹/著 淡交社 2011.9
(請求記号:702.13/Su38/ 資料コード:1108733245)
★イベント情報★
平成28年10月22日(土)~ 11月7日(月)会期中無休
奈良国立博物館 東新館・西新館