2018年7月29日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.57『アウシュヴィッツの図書係』 「本がなければ、何世紀にもわたる人類の知恵が失われてしまう……」(本文より抜粋) 第二次世界大戦下、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所31号棟には、蔵書8冊だけの秘密の図書館がありました […]
2018年7月3日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.56『ライトハウス すくっと明治の灯台64基』 今年の海の日は7月16日です。 「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」という趣旨のもと海の日は制定されました。その由来は明治9年(1876)、東北を巡幸していた明治天皇が灯台巡視船『明治丸』に乗船し、 […]
2018年5月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-ikeda こんな本、あります No.55『図書館情調』 「図書館は単に本が収められている空間ではない。そこで人が本に出会い、人に出会うことによって、静謐な読書の場は何事かが始まる物語の空間となる。」 解説にそう書かれているこの本は、図書館をテーマにした小説や散文詩、詩歌が集 […]
2018年4月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-ikeda こんな本、あります No.54『神に仕える皇女たち―斎王への誘い―』 京都で斎王というと、5月の葵祭の「斎王御禊(さいおうぎょけい)」の再現儀式や、「路頭の儀」での斎王代の華やかな姿が思い起こされます。 斎王とは、斎内親王(いつきないしんのう)のことで、天皇の代わりに神に仕えた未婚の皇 […]
2018年3月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-ikeda こんな本、あります No.53『日本TVアニメーション大全』 春は環境の変化に直面される方も多いのではないでしょうか。 慣れない生活に戸惑ったりちょっと疲れてしまったとき、図書館にいらっしゃいませんか。 府立図書館の豊富な専門的資料のなかには、こんな楽しい本もあるのですよ。 […]
2018年2月15日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-ikeda こんな本、あります No.52『俳景 洛中洛外・地球科学と俳句の風景 1~4』 地球科学者である著者が、俳句を学びながら京都やその周辺を眺め、綴ったエッセイ集です。府内の地下構造や活断層、地下水などについて語られる一方、各エッセイのテーマに沿った俳句が箸休めのように挿入されており、地球科学者と俳人 […]
2018年1月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-ikeda こんな本、あります No.51『ロマンの旅 日本の伝説10 京都』 節分には、鬼がやってくると言われています。京都で有名な鬼の伝説といえば、「大江山酒呑童子」ではないでしょうか。 本書では大江山が舞台に書かれていますが、酒呑童子の出生や本拠地については、いくつかの説があるようです […]
2017年12月20日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-ikeda こんな本、あります No.50『鈴の音が聞こえる 猫の古典文学誌』 鎌倉時代、北条氏によって創設された金沢文庫には、政治・文学・歴史など多岐にわたる書物が収められていました。その書物をねずみの害から守るため、はるばる船に乗って中国から渡って来た猫たちがいました。この猫たちは、ねずみを捕 […]
2017年11月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-ikeda こんな本、あります No.49『歌舞伎と六法』 12月といえば慌ただしい時期ですが、歌舞伎の忠臣蔵や顔見世が思い出されるのではないでしょうか。18世紀に起きた松の廊下の刃傷事件、赤穂浪士たちによる吉良邸討入りで知られる赤穂事件は後に様々な形で演じられ、中でも有名なの […]
2017年10月29日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-ikeda こんな本、あります No.48『大語園』 だんだんと長くなる夜を、幻想的な世界に浸って過ごしたい方にぴったりな図書『大語園』をご紹介します。 『大語園』は日本や中国などで有名な神話・伝説・昔話などを集めた図書です。人間だけではなく、神・仏・鬼・獣などが多 […]