2019年2月24日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.64『万葉花譜 春・夏』 「春さればまづ咲く宿の梅の花独り見つつや春日暮さむ」 山上憶良(万葉集巻五-八一八) 百花に先がけて咲く梅の花は万葉の時代から人々に愛されてきました。万葉集に梅の歌は百十八首あります。大陸渡来の梅は珍重され、その美し […]
2019年1月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.63『巻寿司のはなしー日本の伝統食―』 毎年節分が近づくと、「巻寿司を食べよう」というチラシを見ることが多くなります。 巻寿司は江戸時代に生まれたといわれています。現在の巻寿司は主に具材をごはんで巻いていますが、当時はごはんの周囲を魚の身で巻いていたようで […]
2019年1月5日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.62『みんなの郵便文化史』 新しい年が幕を開けました。新年のあいさつに年賀状を出された方も多くいらっしゃると思います。 年賀状などのはがきや手紙などを送り届ける郵便は多くの人にとって身近な存在です。現在の郵便システムは「新式郵便」という名で明治 […]
2018年11月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.61『日本童謡事典』 子どもの頃、歌って遊んだあの歌のちょっと不思議な歌詞は、どういう意味だったのだろう… 学校で習って、今も口ずさむこの歌は、いつ、どこで生まれたのだろう… この本は〈わらべ唄〉・〈唱歌〉・ […]
2018年10月14日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.60『平安神宮大鳥居造営誌』 京都の観光名所としても知られる平安神宮。今でこそランドマークのようにそびえたつ朱塗りの大鳥居ですが、明治28年(1895)の平安神宮創建時にはなく、30年余り後の昭和3年(1928)昭和天皇の御大礼を記念して建てられま […]
2018年9月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.59『Google Earthで行く火星旅行』 7月の終わりに、火星と地球が2003年以来最も接近したことは記憶に新しいと思います。今回の接近では2019年の初めごろまで肉眼でも見えるそうです。 火星の魅力の一つは、地球に似た惑星の可能性にあったと言われています。 […]
2018年8月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.58『月と暮らす。 月を知り、月のリズムで』 中秋の名月、十三夜とお月見の季節が近づいてきました。 現在の太陽暦と異なり、太陰太陽暦が用いられていた頃、月は人々の生活により密接な存在でした。人々は月をどのようにとらえ、感じていたのでしょうか。天文学の他にも月にま […]
2018年7月29日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.57『アウシュヴィッツの図書係』 「本がなければ、何世紀にもわたる人類の知恵が失われてしまう……」(本文より抜粋) 第二次世界大戦下、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所31号棟には、蔵書8冊だけの秘密の図書館がありました […]
2018年7月3日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-sasa こんな本、あります No.56『ライトハウス すくっと明治の灯台64基』 今年の海の日は7月16日です。 「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」という趣旨のもと海の日は制定されました。その由来は明治9年(1876)、東北を巡幸していた明治天皇が灯台巡視船『明治丸』に乗船し、 […]
2018年5月30日 / 最終更新日 : 2021年2月28日 c-ikeda こんな本、あります No.55『図書館情調』 「図書館は単に本が収められている空間ではない。そこで人が本に出会い、人に出会うことによって、静謐な読書の場は何事かが始まる物語の空間となる。」 解説にそう書かれているこの本は、図書館をテーマにした小説や散文詩、詩歌が集 […]