こんな本、ありますNo.87 『誰も知らない東大寺』

古都奈良では春を呼ぶ行事として、東大寺二月堂お水取りが毎年3月1日から14日まで行われます。

この行事は、大仏開眼の年でもある天平勝宝四年(752年)から今日まで千年以上の歴史があり、大きな戦火や火災がありましたが、途絶えたことは一度もありませんでした。

著者は東大寺に生まれ育ち、父祖三代に渡って華厳宗(けごんしゅう)管長(かんちょう)(東大寺別当)を勤めた僧侶です。著者の時代では、太平洋戦争により伝承の危機に陥った話や、灯火管制の中で堂内の火が見えないように一部の行を簡略化した話など、驚くばかりの裏事情が語られます。

東大寺公式:http://www.todaiji.or.jp/
※ 本年は新型コロナウイルス感染症対策のため、拝観の規制があります。

                                                    <令和3年3月9日掲載>

図書:『誰も知らない東大寺

  筒井 寛秀/著 小学館  2006.11 

 (請求記号: 188.35/Ts93 資料コード:1108386671)

<関連資料>

蘇りの火と水 東大寺修二会

牧野 貞之/著  小学館  2013

(請求記号:B開/188.36/Ma35 資料コード:1110111000)

東大寺お水取り 春を待つ祈りと懺悔の法会

  佐藤 道子/著  朝日新聞出版  2019

  (請求記号:188.36/Sa85 資料コード:1108821685)

東大寺お水取り 二月堂修二会の記録と研究

 堀池 春峰/著者代表 小学館  1996 

(請求記号:E 188.36/H88/ 資料コード:1106164708)

修二会 お水取りと花会式 聖地に受け継がれし伝灯の法会

  楠淳證/編  法藏館  2020.1

  (請求記号:186/Sh99 資料コード:1110924261)