No.025 『拙者は食えん! サムライ洋食事始』


book20150918西洋料理は、日本人の食生活においてポピュラーな存在です。
 さかのぼること幕末。日本と欧米諸国との交流により海外に渡った人々は、バターや獣肉といった、これまで馴染みのない食材を多用した西洋料理に触れる機会がありました。慣れない料理に苦闘する“サムライ”。食文化の違いを通して、近代化していく日本の姿が伝わってきます。


   『拙者は食えん! サムライ洋食事始』 熊田忠雄/著 新潮社 2011.4
     (請求記号:383.83/Ku32 資料コード:1108705540)

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