こんな本、入りました。No.100 『世界の公用語事典』

昨今は気軽に海外旅行をすることが難しい情勢ですが、本書を通して、「言語」から異文化に触れてみませんか。

『世界の公用語事典』では81の言語を取り上げ、文法や発音の特徴、他言語との関係などを紹介しています。公用語事典というタイトルですが、実用的な文法や、簡単な会話表現が大半を占めるユニークな内容となっています。

会話表現ではアルファベットとカタカナのルビで文字が記載されており、「こんにちは」や「ありがとう」を始め、「質問・要望」、「感情表現」といった項目をすぐに学ぶことができます。様々な言語を比較して学ぶことで、言語の全体像が把握しやすくなります。新たな言語の学習はもちろん、ある程度学び出した言語の理解を深めるうえでも、大きな助けとなるでしょう。

<令和4年3月15日掲載>

世界の公用語事典

庄司博史/編 丸善出版 2022.1

(請求記号:803.6/Se22 資料コード:1111277800)