こんな本、入りました。No.93『最後に残るのは本 67人の書物随想録』

本書は、出版社「工作舎」の新刊案内「土星紀」の連載(「標本箱」)をまとめたものです。

杉浦日向子、養老猛司、池澤夏樹など、著名な書き手総勢67人による書物をめぐるエッセイです。いずれも2~4ページほどで、好きなところから書物にまつわるエピソードを楽しむことができます。

再読すべき本は数あれど、なぜか学生時代に格闘した教科書が突然頭に思い浮かび、再読願望がわいてくるエピソード、旅行の際に持っていく本はどんなものか、海外旅行ならどうするか思いめぐらすエピソードなど、様々なものが収録されています。

巻末には「土星紀」のグラフィカルな紙面も掲載されています。ぜひお楽しみください。

<令和3年8月15日掲載>

最後に残るのは本 67人の書物随想録

工作舎/編  工作舎  2021.6

(請求記号:019.04/Ko82 資料コード:1111226856)