こんな本、入りました。No.132『図説鼻とにおいの文化史:クレオパトラからナポレオン、レディ・ガガまで』
「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら世界の歴史は変わっていたであろう」(ブレーズ・パスカル)。歴史を変えるほどの鼻ではなくても、その形状によって人生に少なからぬ影響を受けた人たちの逸話は多くあります。
本書では、有名人の鼻の逸話をはじめ、「ナソテック」(鼻の博物館)や「デナスタシオ」(鼻を取り去ること)といった話題なども紹介され、主に西洋の美術及び文化史の観点から様々な鼻にまつわる話が展開されています。読後は、鼻を見る目が変わるきっかけになるかもしれない1冊です。
『図説鼻とにおいの文化史:クレオパトラからナポレオン、レディ・ガガまで』
カーロ・フェルベーク/著 足立江里佐/訳 原書房 2024.9
(請求記号:701.5/V61 資料バーコード:1111447973)