こんな本、入りました。No.123『星空をつくる機械 プラネタリウム100年史』
1923年、ドイツで世界初の投影式プラネタリウムが公開されました。
古代文明に始まる緻密な天体観測と、電気や映像といった近代技術が結びついて誕生したプラネタリウムは、大きな注目を集め、すぐさま世界中で評判になります。
日本では1937年、大阪市立電気科学館で初公開されました。今日では全国47都道府県すべてに、計480もの施設が作られています。
映像に対してあくまで裏方である投影機は、しかし、「控え目だけど良い仕事をする」「魅力に満ちあふれている」と筆者は語ります。
人類と星空の長い歴史に思いを馳せる一冊です。
『星空をつくる機械 プラネタリウム100年史』
井上 毅/著 KADOKAWA 2023.10
(請求記号:440.76/I57 / 資料コード:1111394068)
★全国のプラネタリウムマップが公開されています。
日本プラネタリウム協議会