こんな本、入りました。No.117『地蔵祠・地蔵盆は今』

京都では、毎年8月24日前後の週末に各町内で地蔵盆が行われます。子どもたちにとって、様々な催しや配られるお菓子、福引きなど多くの楽しみがあり、また終わりゆく夏を彩る伝統行事です。2014年には「京都をつなぐ無形文化遺産」に選定されました。

近年、少子高齢化や人口減少、さらにはコロナ禍の影響を大きく受けて、維持継承が難しい状況にあるともいわれています。

この本は、そのような地蔵盆の現状を考えるために開催されたシンポジウムをまとめたもので、ユニークな論考・エッセイも収録されています。 京都の地蔵盆を未来に繋ぐため、お薦めの一冊です。

地蔵祠・地蔵盆は今

2022年度「“諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ”同志社大学SDGs研究」プロジェクト京都の「地蔵祠」から学ぶ持続可能な地域コミュニティのあり方に関する研究 

2023.3

(請求記号:K 387.4/J55/ 資料コード:1111173272)

★こんな資料もあります。

○図書

・『京都の祭り・行事 地蔵盆とコロナ禍の地域行事

京都ふるさと伝統行事普及啓発実行委員会/編集 

京都ふるさと伝統行事普及啓発実行委員会 2022.3 

(請求記号:K 386.16/Ky6/ 資料コード:1111167969)

・『京都地蔵盆の歴史

村上紀夫/著 法藏館 2017.7   

(請求記号:K 386.16/Mu43 / 資料コード:1110739073)

・『京都の「地蔵」信仰と地蔵盆を活かした地域活性化事業報告書 平成26年度

京都の「地蔵」信仰と地蔵盆を活かした地域活性化事業実行委員会/編集 

京都の「地蔵」信仰と地蔵盆を活かした地域活性化事業実行委員会 2015.3 

(請求記号:K 386.16/Ky6/ 資料コード:1110280193)

・『地蔵盆  京の夏、おもいで絵ばなし

松浦 忠平/著 クロウ・アンド・スパイス 1983.6

(請求記号:KE 387.4/MA89/ 資料コード:1106383183)