京都の北野天満宮は、菅原道真を学問の神様として祀る神社として知られています。その境内に、豊臣秀吉が洛中洛外の境界と水防のために築いた土塁「御土居」の一部が残されているのをご存知でしょうか?

 市内に残る9か所の御土居の中でも遺存状態は良い方でしたが、豪雨などにより土塁の流失が起き、その保全処置のため平成23(2011)年から7年かけて整備事業が行われました。この本は、その事業の成果報告をまとめたものです。

 京都の沿革や都市の発達に大きく係る重要な遺跡「御土居」が、北野天満宮の景観とどのように調和しながら保存・整備されていったのか。築造から400年以上の歳月を経ている「御土居」の地形や土質などを知るうえでも大変参考になる一冊です。                              

<平成30年11月15日掲載>

    

北野天満宮御土居保存整備事業報告書』北野天満宮 2018.9 
(請求記号:K/175.96/Ki69/  資料コード:1110662044) <館内資料>

 

★関連図書★ 

豊臣秀吉と京都』日本史研究会/編 文理閣 2001.12(請求記号:K/ 216.2/N71/ 資料コード:1106913682)

御土居堀ものがたり』中村 武生/著 京都新聞出版センター 2005.10(請求記号:K/ 210.2/N37/ 資料コード:1108091909)

北野天満宮御土居史跡等・登録記念物・歴史の道整備事業報告書』北野天満宮 2014.3(請求記号:K/216.2/Ki69/ 資料コード:1110623558)

 

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