こんな記事、読めます No.67「しぶんぎ座流星群」(『Newton』第40巻第2号 通巻463号 2020年2月号より)
「しぶんぎ座流星群」。三大流星群のひとつに数えられ、1年の初めに現れる最も強い流星群の一つですが、条件がそろわなければ観察がむずかしいとされています。この冬は観察条件が良くなっているため、極大(流星群の活動が最も活発になること。)と予想される2025年1月3日~4日の夜、ぜひ観察に挑戦してみてください。
なお、現在の88星座に「しぶんぎ座」はありませんが、88に整理される前、流星の放射点(流星群の流星が、そこから放射状に出現するように見える点)のある領域に「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」があったため、この名前が付けられています。
「ふたご座流星群」も13日深夜から14日未明にかけて見頃を迎えます。月が明るいため、条件はあまり良くないですが、こちらもご覧いただきたいと思います。
<令和6年12月3日掲載>
■紹介資料
「しぶんぎ座流星群」(『Newton』第40巻第2号 通巻463号 2020年2月号)
発 行 所:(株)ニュートンプレス
資料番号:1601524364
■関連図書
「流星と流星群」 (1987年2月)請求記号 資料番号:447/N/ 1101758652
著 者:長沢 工
発 行 所:(株)地人書館
■関連図書
「流れ星の文化誌」 (2000年3月)請求記号 資料番号:447.3/W46/ 1106245200
著 者:渡辺美和/長沢 工
発 行 所:(株)成山堂書店