こんな記事、読めます No.8「サルトル氏 ボーヴォワール女史 京都講演会から」-朝日新聞データベース「聞蔵Ⅱ」1966年9月28日-
今から53年前の1966年秋、 サルトルとボーヴォワールは京都の出版社の人文書院と慶應義塾大学の招待により、4週間日本に滞在し、3回講演会を行いました。そのうち、9月27日に京都会館(現ロームシアター京都)で行われた講演の内容を、朝日新聞データベース「聞蔵Ⅱ」で読むことができます。
当時の新聞や雑誌には、サルトルが谷崎文学へ興味を示している記事や、ボーヴォワールが『源氏物語』について語る場面もあり、非常に興味深い内容となっています。新聞データベースや雑誌記事検索データベースを利用して、ぜひご覧ください。
■サルトル第1~3回講演記録
・第1回講演「知識人とは何か」
毎索(毎日新聞)1966年9月20日 夕刊 (要旨)
・第2回講演「知識人の役割」
聞蔵Ⅱ(朝日新聞)1966年9月23日 朝刊(要旨)
雑誌『朝日ジャーナル』朝日新聞社 8巻42号 1966年10月(全文)
・第3回講演「作家の政治参加」
聞蔵Ⅱ(朝日新聞)1966年9月28日 夕刊(要旨)
雑誌『中央公論』中央公論新社 81巻11号 1966年11月(全文)
■ボーヴォワール第1~3回講演記録
シモーヌ・ド・ボーヴォワール/[著] 人文書院 1979年
(資料コード:1101114591)
■来日関連記事
「サルトルと谷崎文学」高畠正明
雑誌『中央公論』中央公論新社 81巻11号 1966年11月
「サルトルに同行して 京都の休日」矢内原伊作
ヨミダス(読売新聞)1966年10月10日 夕刊
<令和元年9月27日掲載>
<新聞データベース><雑誌記事検索データベース>2階マルチメディア閲覧室で利用可能
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