こんな記事、読めます No.9「ラグビーに関する新聞記事」
連日熱戦が繰り広げられている、ラグビーワールドカップ2019日本大会。実は京都に、ラグビーの歴史に関わる重要な場所があることをご存知ですか?
正月の蹴鞠始めで知られる下鴨神社には「第一蹴の地」と彫られた少し変わった形の碑があります。明治43(1910)年、この地で三高(現・京都大学)の学生が慶應の学生に教わり初めてラグビーボールを蹴ったことにより、関西ラグビー発祥の地として、この碑がちょうど50年前の昭和44(1969)年10月5日に建てられました。当時の京都新聞に記事が出ています。
・「三高ラグビー永遠に 糺の森馬場で碑を除幕」
京都新聞 昭和44年10月6日 朝刊14面
この小さな一歩が、今のラグビーの盛り上がりにつながっているのではないのでしょうか。
また平成29(2017)年には、糺の森に球技の神を祀る雑太社(さわたしゃ)が再興されました。
・「あちこち聖地 関西の第一蹴脚光トライ」
ヨミダス歴史館(読売新聞) 2018(平成30)年10月16日 夕刊2面
ラグビーボール型の鈴や絵馬があり、決勝戦のパブリックビューイングも開催されます。ラグビーの聖地で、勝利を祈願してはいかがでしょうか。
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<令和元年10月5日掲載>