10月15日からはじまる新聞週間にちなみ、明治時代の新聞小説をご紹介します。

日出新聞(現在の京都新聞)は明治25(1892)年10月1日から泉鏡花のデビュー作『冠弥左衛門』の連載を開始しました。当時、日出新聞は大々的に紙面の改良を図り、その重点の1つが連載小説の充実でした。

日出新聞だけでなく、他の新聞各紙も小説を掲載し、作家も巌谷小波、尾崎紅葉、二葉亭四迷、黒岩涙香、夏目漱石などで、これらの小説は多くが単行本に収録されていますが、マイクロフィルムやデータベース、復刻版などで当時の新聞紙面のまま読むことができます。図書館で明治の読者の気分を味わってみませんか?

〈紹介資料〉

■連載『冠弥左衛門』日出新聞 明治25(1892)年10月1日~11月20日

   この他「明治時代の新聞小説紹介リスト」をご覧ください。

〈関連図書〉

■『新聞小説の誕生』本田康雄/著 平凡社 資料コード/1101919320

■『新聞小説の時代』関 肇/著 新曜社 資料コード/1108532985

■『新聞小説史年表』高木健夫/著 図書刊行会 資料コード/1105018269

<令和2年10月14日掲載>