こんな記事、読めます No.38「上方落語」

落語の中でも京都・大阪を含む京阪地方で行われる落語は、現在では「上方落語」として親しまれています。元々、上方で催される落語は「大阪落語」や「京都落語」などと称されていましたが、1932(昭和7)年7月1日発行の雑誌『上方』十九号において、初めて「上方落語」という言葉が用いられたと、花月亭九里丸は『寄席楽屋事典』で著しています。

京都府立図書館のオーディオブックでは、上方落語以外にも様々な落語をお楽しみいただけます(当館カードをお持ちで、京都府内にお住まい、もしくは通学・通勤されている方のみ)。

詳しくは当館ホームページ、もしくは、1Fカウンターでお尋ねください。

また、当館では、京都国際マンガ・アニメフェア(場所:みやこめっせ、期間:令和4年9月17日〜18日(土・日))に合わせ「落語カ-ド」を配布しています。ご自由にお持ち帰りください。

1F「落語」関連図書のミニコーナー(令和4年9月1日〜9月30日)及び2F「落語」関連オーディオコーナーに設置しています。

(令和4年9月16日公開)

紹介資料
『上方』19号 「上方落語の味/大西 利夫」
発行所:上方郷土研究会 (1932年7月)
『寄席楽屋事典』
著者 :花月亭 九里丸/編
出版者:東方出版
出版年:2003年11月

関連資料
『上方芸能』
発行所: 『上方芸能』編集部
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