こんな本、入りました。No.135『ほんまに「おいしい」って何やろ?』
京都の老舗料亭「菊乃井」三代目主人であり、黄綬褒章受章、京都府文化功労賞なども受賞されている著者。和食や京都の食文化について、これまでにも様々な著書を出版されています。
今回の本書では、とりあえず何かが口に入れば「うまい!」「やばい!」などの感想が巷にあふれるなか、人によっても、状況によっても「おいしい」は違うのでは?とまず疑問が呈されます。どこで、どんな健康状態で、誰と食べたのかによって「おいしい」は、大きく変わります。
料理は、サービスや雰囲気など様々なものが総合されて、おいしい世界を作る。著者が取り組まれてきた和食の活動を知りつつ、「おいしい」とは何かを再考できる1冊です。

(請求記号:596.21/Mu59 資料バーコード:1111445308)