「弱肉強食」―ドキュメンタリー番組では、時折そんな場面が登場します。

    力のある者が「勝者」となり、弱い「敗者」は消えるしかない…

    ところが進化の世界ではこれが逆転します。「勝者」が絶滅する一方で「敗者」が生き残り、種としての命を繋いでいくのです。

 本書では捕食者だった「勝者」たちがなぜ姿を消したのか、「敗者」がどうして現代まで生き残ったのかを解き明かします。著者の稲垣氏は植物学者でもあるため、“花”が恐竜を絶滅させた、木と草どちらが進化の最先端なのかなど、目からウロコが落ちるようなトピックも豊富です。

 

                                       <平成31年5月15日掲載>

 
   

 

『敗者の生命史 38億年』

 稲垣栄洋/著 PHP研究所 2019.3

(請求記号:461/I52  資料コード:1111022750) 

 

★こんな本もあります

 『弱者の戦略』

    稲垣栄洋/著 新潮社 2014.6

 (請求記号:468.04/I52 資料コード:1110382460)

 

 『動物が見ている世界と進化』(大英自然史博物館シリーズ4) 

    スティーヴ・パーカー/著、蟻川謙太郎/監修、的場知之/訳 エクスナレッジ 2018.9

 (請求記号:481.37/P24 資料コード:1111000681)