こんな本、入りました。No.067 『敗者の生命史38億年』
「弱肉強食」―ドキュメンタリー番組では、時折そんな場面が登場します。
力のある者が「勝者」となり、弱い「敗者」は消えるしかない…
ところが進化の世界ではこれが逆転します。「勝者」が絶滅する一方で「敗者」が生き残り、種としての命を繋いでいくのです。
本書では捕食者だった「勝者」たちがなぜ姿を消したのか、「敗者」がどうして現代まで生き残ったのかを解き明かします。著者の稲垣氏は植物学者でもあるため、“花”が恐竜を絶滅させた、木と草どちらが進化の最先端なのかなど、目からウロコが落ちるようなトピックも豊富です。
<平成31年5月15日掲載>
稲垣栄洋/著 PHP研究所 2019.3
(請求記号:461/I52 資料コード:1111022750)
★こんな本もあります
稲垣栄洋/著 新潮社 2014.6
(請求記号:468.04/I52 資料コード:1110382460)
スティーヴ・パーカー/著、蟻川謙太郎/監修、的場知之/訳 エクスナレッジ 2018.9
(請求記号:481.37/P24 資料コード:1111000681)