教科書の整理作業で、教科書の使用学年や、検定年を特定するのに使用した資料

『教科書目録』文部省編(当館資料コード:1102952163ほか)
 教科書の発行者は、次年度に発行しようとする検定済の教科書の科目・使用学年・書名などを、文部科学大臣のもとに届け出ます。その届け出のあった教科書を、文部科学大臣が一覧にまとめて発行したものが『教科書目録』です。教科書は、この目録に登載されたもののなかから採択されます。
『教科書検定総覧』永芳弘武、中村紀久ニほか編 1968~1971 小宮山書店(当館資料コード:1105428534ほか)
 文部科学省(旧文部省)発行の『教科書目録』をもとに、昭和24年度から昭和40年代半ばまでの教科書の使用年を、発行者ごとに一覧できるように、編年的に編さんした資料です。「小学校篇」「中学校篇」「高等学校篇」があります。
『教科書検定総覧 続編(教科書変遷研究資料 4)』中村紀久ニ編 1996 教科書研究センター(当館資料コード:1107192153)
 『教科書検定総覧』と同様の編さん方法で、昭和45年~平成7年度使用の教科書についてまとめています。「小学校篇・中学校篇」があります。
『日本教科書大系』講談社(当館資料コード:1105060808ほか)
 昭和22年以前の教科書について、戦後の教科書検定制度が始まるまでの、初等教育機関で使用された教科書などを収録しています。

教科書を所蔵する施設や、教科書について知ることができるホームページ

文部科学省(http://www.mext.go.jp/)
 教科書や教科書検定制度、学習指導要領など、教育全般に関わることについて知ることができ、最新から数年分の『教科書目録』もご覧いただけます。ホームページ内には、都道府県が設置する教科書センター一覧もあります。
財団法人教科書研究センター(http://www.textbook-rc.or.jp/)
 教科書に関する調査研究を行っている機関。附属教科書図書館があります。
 こちらにある「教科書目録情報データベース」は、文部科学省(旧文部省)が発行する昭和22年度使用以降(小学校は昭和24年度使用以降、盲学校・聾学校・養護学校用(小・中学部)は昭和32年度使用以降)の『教科書目録』をデータベース化したもので、各教科書の使用終了年度もわかります。
東書文庫(http://www.tosho-bunko.jp/)
 東京書籍が運営する、教科書の図書館。江戸時代から現代までの教科書や、教師用指導書・学習指導要領等を所蔵しています。
蔵書検索コーナーでは、昭和24年以降の小、中学校の国語の教科書の目次に掲載されている作品名や、著者名からも検索できます。
リサーチ・ナビ(国立国会図書館)(http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/)
 国立国会図書館が提供するサービスで、調べ物をするときに役立つ情報源(図書やウェブサト、関係団体等)を紹介しています。
調べ方案内教育(教科書・教育産業など)には、教科書」「教科書の掲載作品を調べる」「教育関係の文献を探すための情報源(戦前戦後海外)」などがあります。
レファレンス協同データベース(国立国会図書館)(http://crd.ndl.go.jp/reference/)
 国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、各図書館が取り組んだ調べ物を集めたデータベース。
 検索窓の下にある「詳細検索」調べ方マニュアルを選択し、「調査テーマ」「教科書」を入力して検索すると、教科書で習った教材の探し方(国語)」「現行検定教科書を探すなどの事例がヒットします。

その他

コラム目録の小部屋
 2006年1月から2007年12月まで、24回にわたって当館ホームページで連載されたコラムです(2014年に「特別編」を追加)。当館の所蔵教科書についてを、「教科書のおはなし」として、No.15(小学校編)、No.23(中学校編)、特別編(高等学校編」「旧制教科書編)で扱っています。