こんな視聴覚資料、あります No.045『交響曲 第9番 ニ短調「合唱つき」作品125より 終楽章「歓喜の歌」』(ロームミュージックファンデーション SPレコード復刻CD集 日本SP名盤復刻選集Ⅳ CD1)
年末にかけて、各地でベートーヴェンの第九が演奏される機会が増えます。『歓喜の歌』をお聴きになる方も多いのではないでしょうか。
紹介資料は、1943年に録音された日本初の第九交響曲のレコード復刻版CDです。
当時、”立派な外国盤があるのに日本盤作成の意味があるのか”、”時期尚早”、”暴挙に近い”などの声がありました。
しかし、「あくまで日本人の手で」という理想のもと、『歓喜の歌』も尾崎喜八の訳詞により日本語で歌われ、録音が行われました。
なお、『国立音楽大学 演奏の80年史』で歌詞全編をお読みいただけます。演奏と合わせてお楽しみください。
<令和元年12月3日掲載>
◆紹介資料 (CD) 『交響曲 第9番 ニ短調「合唱つき」作品125より 終楽章「歓喜の歌」』
(ロームミュージックファンデーション SPレコード復刻CD集 日本SP名盤復刻選集ⅣCD1)
<請求記号:CD /762 資料コード:1500077100>
『第九交響曲』のほかにも往年の名演奏が収録されています。
◆紹介資料 (図書)『国立音楽大学 演奏の80年史』<請求記号:377.28 /Ku46 資料コード:1107824466>
(CD-ROM)『国立音楽大学 演奏の80年史1926-2006』<請求記号:CR 377 資料コード:1500071921>
録音時の詳細な記録や経緯が書かれた当時の雑誌記事、新聞広告が掲載されています。