11月2日、アメリカ図書館協会(ALA)の前会長サリー・フェルドマン氏が来館されました。

各地での講演のために来日され、「日本の公立図書館を見学したい」との御希望により
実現したものです。

当日は、フェルドマン氏が館長をされているオハイオ州カヤホガ郡立図書館、そして
アメリカ図書館界での経験を踏まえ、意見交換を行いました。

フェルドマン氏:eBookの導入状況はどうか。カヤホガ郡をはじめ、各地で積極的にeBookを導入している。
         これからの図書館の使命として当然のことと考える。         
府立図書館:当館を含め日本の公立図書館での導入状況はまだまだ。
        著作権法にフェアユース規定がないため、コンテンツや仕組みに不安があり踏み切れない。

フェルドマン氏:市町村図書館の支援は行っているか。
府立図書館:相互貸借のためのシステムを構築し、運搬の専用車を走らせて、府内の他の図書館と連携して
        広域に資料提供を行っている。

フェルドマン氏:運営資金について、寄付金の状況は?また図書館界全体として寄付のために動いているか。
府立図書館:当館では寄付金は受けていない。日本の図書館界全体としても寄付文化を根付かせる動きは薄い。

フェルドマン氏:占領軍がもたらしたものや、20世紀の初頭のもので構成されている洋書のコレクションは興味深い。
         ただ保存状況が改善されることが望ましい。

 

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意見交換の様子

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対応した職員、合流された獨協大学井上靖代教授と記念写真