「CONNECT⇄_」 and DOMANI @京都

CONNECT⇄_」(主催:文化庁、京都国立近代美術館)は岡崎公園の文化施設を中心に展開する「アートを通じて多様性や共生社会について考えるプロジェクト」です。京都府立図書館では、「CONNECT⇄_」and DOMANI @京都として、次の2つの展覧会を同時開催します(主催:文化庁、京都府立図書館)。

おどろきの『群書類従』!

・ 2万点の版木(うち、『群書類従』版木17,244枚は国の重要文化財)を収蔵する塙保己一史料館(公益社団法人温故学会)の中に、いま、立っているかのような臨場感あふれる動画でご覧いただけます(場所:2階ナレッジベース/動画の機材提供Twelve Inc)。本編動画はこちらから。4Kの迫力動画は当館会場でお楽しみください。

また、レプリカの版木(桜材、実物大)にふれることもできます。その他、塙保己一の知られざる世界をご紹介します。

・温故学会理事長、齊藤幸一氏による講演会「全盲の学者 塙保己一の生涯~不可能を可能にした人~」は、12/4(土)からオンライン配信中です。講演会動画はこちらから。

宮永愛子 公孫樹をめぐるロンドDOMANI日展

・京都とゆかりの深い現代美術家、宮永愛子は、曽祖父の陶芸家、初代宮永東山の「公孫樹文花瓶」を起点にして、館の内外で当館旧館時代の家具を生かしながら新作・旧作のインスタレーションを展開します。意外なイチョウのつながりとは? 図書館のあちこちを歩きながら、晩秋のひととき、100年を越える時間や世界と向き合う機会を作ってください。

・ 初めて当館にお越しになる方にもわかりやすいパンフレットをエントランス等にご用意していますので、どうぞご活用ください。

(点字パンフレットもご用意しています)

     

  • 版木のレプリカ(公益社団法人温故学会所蔵)(展示台は府立図書館旧館時代の家具「手あぶり付きテーブル」)
  • ≪Strata≫2018-19 ガラス、製本の道具、大潮暦、ミクストメディア /写真:木奥恵三 ©MIYANAGA Aiko Courtesy of Mizuma Art Gallery

                                                              
文化庁委託事業「令和3年度障害者等による文化芸術活動推進事業」×「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」 
  • リーフレット(表裏)「京都府立図書館と公孫樹(イチョウ)」
  • 図書リスト(表裏)「武田五一と美術工芸」

期間:令和3年11月30日(火)~12月19日(日)
場所:京都府立図書館2階ナレッジベースほか