ナレッジベースでイベント『幕末京都オープンデータソン』が開催されました
令和元年6月29日(土)、当館のナレッジベースにてイベント「幕末京都オープンデータソン」が開催され、28名の方が参加されました。
当日は、地域の文化財や各所の情報を掲載するWikipediaと、地域の地図情報を掲載するOpenStreetMapの編集が行われました。どちらもインターネットを通して行われるプロジェクトで、著作権フリーの自由に使えるオープンデータの作成を目指すものです。
午前は三宅八幡宮をはじめ、池田屋事件で亡くなった志士の墓所がある三縁寺を中心に左京区でまち歩きが行われ、午後は現地調査で得られた情報をもとに当館でWikipediaとOpenStreetMapが編集されました。今回は、参加者により英語で書かれたWikipedia記事も完成し、左京区の神社が英語で情報発信されています。
なお、Wikipediaの記事の出典には、信頼できる情報源を明記する必要があります。そのため会場のナレッジベースでは、当館の司書が準備をした図書館資料がよく活用されていました。
今後も当館では、京都府立図書館サービス計画に基づき、資料を活用した「知的な交流の場」の創設を目指し、府民の方のさまざまな地域活動を支援していきます。
・今回編集された記事や地図
・イベントの模様
・主催者ホームページ