「絵入り読み物 黄表紙」図書コーナーと関連ブックリストのご案内
「黄表紙」は、江戸時代に出版された絵入り読み物である草双紙のひとつです。
その表紙が黄色だったことから、「黄表紙」と呼ばれるようになりました。大きな挿絵を中心にして、社会風刺や洒落が効いた作品が多く、まるで大人が楽しむ漫画のようです。代表作家に、恋川春町、山東京伝などがいます。NHK大河ドラマの主人公で話題の蔦屋重三郎は、黄表紙出版を手掛け、その面白さに江戸の人々を夢中にさせました。 本展示では、当館所蔵資料から黄表紙に関連する資料を集めました。

期間:令和7年2月7日(金) ~ 令和7年3月26日(水)
場所:京都府立図書館 地下1階閲覧室 特設コーナー