「生誕150年 京都ゆかりの上村松園」図書コーナーと関連ブックリストのご案内

 今年は上村松園が誕生して150年となります。各地の美術館で生誕を記念した上村松園の展覧会が行われています。

 松園は、1875年、京都市の四条御幸町付近に生まれ、幼い頃より絵を描くのを好みました。京都市立芸術大学の前身である京都府画学校の仮校舎で学び、鈴木松年、幸野楳嶺、竹内栖鳳に師事、1948年には女性初の文化勲章を受章します。

 日本画の揺籃期に女性画家として自らの道を切り開き、「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香り高い珠玉のような絵」を目指した松園。今回、松園の画集や関連本を当館所蔵資料からセレクトしました。

 息子の松篁からは、意外にもユーモアに富んでいたと評される松園。画集や著作を紐解くと、松園に関する新たな発見や気づきがあるかもしれません。

ブックリスト (PDF)(令和7年作成)

ブックリスト(PDF)(平成22年作成 令和3年改訂)


期間:令和7年9月26日(金) ~ 令和7年11月26日(水)
場所:京都府立図書館 地下1階閲覧室 特設コーナー