京都府立図書館改築から20年 残された部材でめぐる建築と本の世界(No.2)(終了しました)

1909(明治42)年5月、武田五一の設計により岡崎の地に開館した府立図書館。その装飾には、武田が20世紀初頭に留学で吸収した西洋美術の栄華が感じられます。
今年2021(令和3)年は改築から20年にあたる記念の年です。今回初めて紹介する建築部材とともに、さらに想像を広げてもらいたく、関連図書を紹介します。
この展示(3回シリーズ)をきっかけに、府立図書館の歴史に思いを馳せ、歴史遺産が未来へ継承されることを願っています。

第2回キーワード「建築金物」

建築金物とは、蝶つがいやドアノブ、鍵など、建築に使われる金物を指します。

展示している旧館時代の建築金物はどこからやって来たのか?そのルーツについて、エントランスパネル展示をご覧ください!

・パネル展示「建築金物」「建築金物小説・紹介」

・ケース展示:旧館時代の建築金物、「建築雑誌」26(305)1912年5月、45(550)1931年10月、『建築写真類聚/建具』(洪洋社/1916年)

「建築金物」小説・関連所蔵リスト


期間:令和3年8月3日(火)~10月3日(日)
場所:1階エントランス