「能を楽しむ」ミニコーナーのご案内
「能」は日本の伝統芸能の一つです。
能には四つの大きな流派があり、そのうちの観世流は、観阿弥・世阿弥親子によって大成しました。室町時代に京都・今熊野で行われた能を観覧した将軍・義満に認められたことをきっかけに、京都の地で「能」を芸術として築き上げ、他の流派とともに現代にまで伝えます。
当館の近隣には観世流の能楽堂・京都観世会館があり、通年で能楽講座や定期公演を楽しむことが出来ます。
また、6月には平安神宮で、能に親しむイベントとして京都薪能が毎年行われています。
本コーナーでは、能を楽しむ様々な本をご紹介します。
併せて、2025年の京都薪能の演目に関する謡本を展示します。

期間:令和7年5月23日(金) ~ 令和7年6月22日(日)
場所:京都府立図書館 1階閲覧室