【終了しました】「親鸞」図書コーナーと関連ブックリストのご案内
「無人島に1冊だけ本をもっていくとしたら、何をもっていくか?」
この問いに、司馬遼太郎は『歎異抄』を挙げました。(『週刊朝日』平成8年11月1日号)
『歎異抄』は、親鸞の弟子が師の教えを正しく伝えるためにまとめた書物です。
浄土真宗の開祖である親鸞ですが、その教えは信徒や研究者のみならず、多くの人々に愛読されつづけています。
当時僧侶には許されていなかった結婚をしたり、専修念仏の反対派から弾圧を受けて流罪になったり、ドラマチックな生涯を送ったことでも知られる親鸞は、五木寛之や吉川英治らの小説の主人公にもなりました。
親鸞が生誕850年を迎えた今年、関連書籍を通してその教えと生涯に迫ります。
期間:令和5年5月26日(金)~令和5年7月26日(水)
場所:京都府立図書館 地下1階閲覧室 特設コーナー