こんな本、あります No.51『ロマンの旅 日本の伝説10 京都』
節分には、鬼がやってくると言われています。京都で有名な鬼の伝説といえば、「大江山酒呑童子」ではないでしょうか。
本書では大江山が舞台に書かれていますが、酒呑童子の出生や本拠地については、いくつかの説があるようです。
他にも「鞍馬山の天狗」 や「浦島太郎」、「三井寺の鐘」など京都と滋賀が舞台の伝説がわかりやすく書かれています。
伝説の舞台となった場所を示す「伝説地図」も収録されているので、ゆかりの地へ行ってみたり、本書に載っている伝説とは異なるストーリーで書かれた資料を探してみるのも面白いかもしれません。
<平成30年1月30日掲載>
『ロマンの旅 日本の伝説10 京都』 世界文化社 1980
(請求記号:K 388.1/N71/10 資料コード:1107203075)