こんな本、あります No.32 『イザベラ・バードを歩く 「日本奥地紀行」130年後の記憶』

 英国人旅行家イザベラ・バードは、明治11年(1878)に日光から会津西街道を経て東北や北海道を旅行し、のちにその時の記録を『日本奥地紀行』として著しました。

 本書は、その旅の道程を豊富な写真を用いて辿った紀行文です。急速に近代化しつつあった明治という時代に、日本の“奥地”を興味深く観察したバードの旅に想いをはせながら、100年以上の時を経て変わったところ、変わらないところを味わうのもいいかもしれません。

 ただいま1階では「外国人からみた日本」をテーマに、イザベラ・バードの著書を含む様々な関連図書を展示しています。これを機にぜひ、手に取ってご覧ください。

             izabera                                 

                            

                               図書:『イザベラ・バードを歩く 「日本奥地紀行」130年後の記憶』
               釜澤 克彦/著 彩流社 2009.6

                                      (請求記号:291.09/Ka31 資料コード:1108844943)