No.003 『日本の近代化遺産 第4巻 古都の文明開化 京都の近代化遺産』


明治維新による東京遷都で衰退しつつあった京都を復興させるため、京都府知事の北垣国道(きたがきくにみち)は琵琶湖から京都へ水を引く疏水事業を開始しました。明治23年4月の竣工から125年の時を経て、今も市民生活を支える重要な役割を果たしています。明治期の大プロジェクトであった琵琶湖疏水をはじめ、南禅寺水路閣や旧梅小路機関車庫などの京都の近代化遺産を映像と解説で知ることができます。
 同じ岡崎にある琵琶湖疏水記念館では、琵琶湖疏水竣工125周年記念パネル展~写真でたどる琵琶湖疏水の今昔~(~12月27日)も開催されていて琵琶湖疏水の歴史をたどることができます。


『日本の近代化遺産 第4巻 古都の文明開化 京都の近代化遺産』
 藤森 照信/監修 紀伊國屋書店 2006
  (請求記号:請求記号:DV/210/4  資料コード:1500073851)