エントランス展示 「府立図書館 明治・大正期の展覧会史」

エントランス展示

1909(明治42)年、ここ岡崎で開館した京都府立図書館には、美術品や稀覯書などを展示する陳列室がありました。また、美術工芸の本を集めた図案室もあり、そこで想を得る美術家や学生が多く、この図書館の蔵書や利用の特色をなしていました。

明治・大正期に陳列室でどのような展覧会が催されていたのか、その歴史をエントランス展示の年表からご覧ください。

1933(昭和8)年、蔵書の増大に伴い陳列室を書庫に転用しましたが、入れ替わるように同年、向いに大礼記念京都美術館が竣工されました。

美術とゆかりの深い府立図書館は、京都市京セラ美術館リニューアル記念展「京都の美術250年の夢」に関連する図書コーナーを1階閲覧室に設置します。また、同美術館と、京都国立近代美術館の過去10年分の図録も1階閲覧室にありますので、どうぞご覧ください。