こんな本、入りました。No.086『図典「摂津名所図会」を読むー大阪名所むかし案内』
各地の寺社や旧跡を挿絵とともに紹介する「名所図会」。江戸時代の後期から多く発行されました。挿絵には人々の豊かな表情やしぐさとともに、街並みや服装などが描きこまれ、当時の風俗をうかがい知ることができます。
本書は寛政8~10(1796~1798)年に刊行された『摂津名所図会』から厳選された36景40点の作品を、原本そのままの大きさで掲載しており、200年前の大阪がありありと思い浮かびます。 巻末には掲載された36景の「現在地一覧」が付いています。
<令和3年1月15日掲載>
本渡章/著 創元社 2020
(請求記号:291.63/H84 資料コード:1111066401)