こんな本、入りました No.046『大英自然史博物館の《至宝(トレジャーズ)》250』

 

 京都大学総合博物館で開催中の「標本からみる京都大学動物学のはじまり」にあわせて、当館でもエントランスにて所蔵資料の展示や、地下1階では関連資料をまとめたミニコーナーを設置しています(9月27日まで)。今回は、その中から珠玉の一冊をご紹介します。
 
大英自然史博物館は、ロンドンにある世界有数の自然史博物館です。本書は、この博物館が所有する選りすぐりの標本を植物学・古生物学・昆虫学・動物学・鉱物学の5部門にわたって紹介しており、鮮やかで美しい標本写真にその科学的な価値と収集者にまつわるエピソードが添えられています。
 
そのエピソードによって、個々の標本は新たな生命を吹き込まれ、より魅力的な輝きを放ちます。居ながらにして、250もの至宝(トレジャーズ)を味わえる至福に包まれること間違いなしの一冊です。
 ミニコーナー終了後は、通常の書架(地下1階)に配架しています。

平成29年9月15日掲載>

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     『大英自然史博物館の《至宝(トレジャーズ)》250

大英自然史博物館/編 国立科学博物館/日本語版監修 武井摩利/訳
創元社 2017.3  (請求記号:406.9/D15  資料コード:1110847645)
京都大学総合博物館URL:http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/