こんな本、入りました No.033『にっぽんのかわいいタイル』
身近にあるタイルは?といえば、ほとんどの方が我が家の風呂場や銭湯を思い浮かべるのではないでしょうか。
タイルには多様な形や色、絵柄があり、それらを組み合わせることによって立派な芸術作品になります。その芸術は、建物の外壁や床面などでも
見られます。
この本では、ため息が漏れるほどに壮大な作品が紹介されているほか、京都の国立陶磁器試験所(1919-1952)の前身である京都市陶磁器試験場
(1896-1919)でタイルの技術を学んだ池田泰山(1891-1950)や山内逸三(1908-1992)についても書かれています。
読み終わった後は、京都の街中を歩いてタイル芸術を探してみたくなるかもしれません。
『にっぽんのかわいいタイル 昭和レトロ・モザイクスタイル篇』
加藤 郁美/著 国書刊行会 2016.5
(請求記号:751.4/Ka86 資料コード:1110479258)
★京都の銭湯でもタイル芸術を楽しめます。
『ひつじの京都銭湯図鑑』大武千明/著 創元社 2016.2
★京都の国立陶磁器試験所について書かれています。
『タイル 近代都市の表面』愛知県陶磁美術館 2015