本を読むことをあきらめていませんか?     令和4年9月作成 ●視覚障害や学習障害などで文字を読むことが難しい ●寝たきりや手の障害などで本を持てない、ページをめくることができない といった障害のある方のほか、 ●「書かれている文字がうまく頭にはいってこない」 ●「小さな文字が読みづらい」 ●「長時間文字を読むのがつらい」 ●「視力が低下したり、視野が狭くなる病気と診断された」 など様々な理由で本を読むことを あきらめていませんか?  京都府立図書館では様々な方法で読書をすることができます! ①字の小さな本を読みやすく利用する ・リーディングトラッカー  読みたい行以外の行を隠すことができる道具です。  余計な情報が目に入りにくくなるので読書に集中しやすくなります。  各階カウンターに置いてありますので、ご自由にお使いください。 ・拡大鏡(ルーペ)  レンズで写した箇所を拡大して読むことができます。  持ち運びが可能ですので、様々な資料で気軽にお使いになれます。  ご利用を希望の際は各階カウンターでお尋ねください。 ・拡大読書器  手元の資料を画面に拡大して映し出すことができる機械です。倍率を自由に調節できますので、自身に合わせた文字の大きさで読むことができます。  各階閲覧室に置いてありますのでご自由にお使いください。 ②文字サイズの大きな本で読む ・大活字本  通常の文字よりも大きな文字サイズで書かれている本です。1Fの開架スペース(一部書庫)に並んでいます。ご希望の資料があれば、検索していただくか、カウンターでお尋ねください。 ③本を音声で聞く ・よむべえスマイル  資料をセットしてボタンを押すと、読み取ったページの文章を音声で読み上げる機械です。目で文字を追うだけでなく、音声でも聞くことで読書がしやすくなります。2Fに置いてありますので、ご自由にお使いください。 ・対面朗読(当館の音声資料貸出サービスへの登録が必要です)  ご希望の資料を、当館の音訳者がお読みします。音訳者の手配などが必要になりますので、前もってご希望の資料名と日時を障害者サービス担当までお申込みください。 ④DAISY(音声CD)で聞く  DAISYとは、本を朗読した音声が収録されている資料です。ご希望の資料があれば検索していただくか、カウンターでお尋ねください。所蔵目録もご用意しています(利用対象者が限られる資料があります)。 ・マルチメディアDAISY  DAISY資料のうち朗読に合わせて文章と絵が画面に表示される機能をもつ資料です。 どの部分が朗読されているのかが、画面上の文字の色でわかるようになっており、文字の大きさや読むスピード、文字や背景の色も変えることができるので、ご自身にあった読み方をすることができます。2F専用端末にてデモ視聴中です。  またDAISY資料は、当館所蔵のもの以外にも全国の点字図書館などから取寄せることができます。このほか、「サピエ」※に登録すると、お手持ちのパソコンやスマートフォン、タブレットなどでDAISYデータを無料で利用できます。 ※「サピエ」とは、視覚などの障害で活字などによる読書が困難な方を対象に、様々な情報提供を行っているネットワークです。  登録のお申し込みは、サピエのサイトから行うことができるほか、当館でも受けつけています。  「サピエ」への登録をご希望の方は、障害者サービス担当までお問い合わせください(サピエの登録には当館の音声資料貸出サービスへの利用登録が必要です)。 お問い合わせ先  京都府立図書館情報サービス課障害者サービス担当  TEL (075)762-4655  FAX (075)762-4653  〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町