嘉永6年(1853)アメリカ太平洋艦隊司令官マシュー・ペリーの浦賀来航は、当時の日本人に大きな衝撃を与えました。
 蒸気の力で動く船の威容に刺激を受けた「サムライ」たちは、日本を欧米列強に負けない国にするという目標のもと、すすんで最新の知識を吸収し、技術を習得し、自らの手で蒸気船を作り上げることにも成功します。そしてその技術と知識は、やがて迎える明治という時代に、近代化を進めていくうえでの礎(いしずえ)ともなりました。
 今年は大政奉還150周年となります。この節目に、現代につながる「技術大国日本」の土台をつくった当時の「サムライ」たちの気概に触れてみてはいかがでしょうか。

                                     <平成29年6月30日掲載>

          bakumatsu                         

    『幕末の奇跡 <黒船>を造ったサムライたち

        松尾 龍之介/著 弦書房 2015.7

  (請求記号:210.59/Ma85 資料コード:1110527122)